マンション管理士は、マンションの管理組合や住民からの相談にのり、法律や技術の知識を使って運営を助ける専門家です。管理規約の見直し、トラブルの予防と解決、修繕計画づくり、理事会の運営支援、建物・設備の維持管理のアドバイスなどを行います。
マンション管理士 過去問
解説あり
試験最新情報
令和7年度 試験日
2025年11月30日(日)
試験日まで、31日
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マンション管理士について
マンション管理士とは
マンション管理士の仕事内容
1.管理規約の作成・改正の支援
2.トラブル(騒音・共有部分・費用負担など)の相談対応
3.大規模修繕や長期修繕計画の立案サポート
4.理事会・総会の運営サポート
5.建物・設備の点検や維持管理に関する助言
マンション管理士になるためには
マンション管理士は、マンションの管理や運営に関する専門知識を駆使して住民の生活を支える頼もしい資格です。この資格を取得するためには、国家資格であるマンション管理士試験に合格する必要があります。
勉強方法
必要な勉強時間
マンション管理士試験は、合格率が約10%前後とされる難関資格です。個人差はありますが、一般的にマンション管理士試験に合格するためには200〜300時間の勉強が必要だといわれています。
効率的な学習方法
マンション管理士試験は、独学でも合格が可能といえます。
ただし、試験範囲が広く、学ぶべき内容が多岐にわたるため難易度が高いため、効率的な学習方法と強い意志が求められます。
・早めに始めて毎日コツコツ:6か月前から、平日1〜2時間・週末3〜4時間など、時間を決めて続けます。
・過去問を繰り返す:出題パターンと重要分野がつかめます。
・四肢択一のクセに慣れる:似た選択肢の見分け方(根拠のある用語・条文・定義)を意識します。
・得点源を作る:法律分野(民法、区分所有法、管理適正化法など)は配点比重が高く、安定して点を取りやすい分野です。
・横断整理:法律・管理実務・建物設備・会計を表やカードでまとめ、混同しやすい用語を整理します。
マンション管理士の関連資格
関連資格
①管理業務主任者:管理会社が行う重要事項説明などに必要な国家資格。試験範囲が重なり、同時期にダブル受験する人が多いです。
②宅地建物取引士(宅建士):不動産取引の重要事項説明・契約書交付に必要。法律知識の基礎固めに役立ちます。
③建築士(1・2級):構造・設備の理解が深まり、修繕や劣化診断の場面で強みになります。
④ファシリティマネジャー(FM):建物・設備・空間を総合的に管理する視点が身につきます。
⑤建築物環境衛生管理技術者(ビル管):衛生・設備管理の専門知識を補えます。
試験の概要
試験会場、都道府県
札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市、広島市、福岡市、那覇市およびその周辺地域で実施されます。
全国47都道府県すべてに会場があるわけではありません。
試験日時
次回の日程(令和7年度=2025年度実施)
試験日:2025年11月30日(日)
試験時間:13:00〜15:00(120分)
※一部免除者は13:10〜15:00(110分)です。
試験の出題形式
四肢択一・マークシート、全50問です。
主な出題領域:
①マンション管理の法律・実務(区分所有法、民法の関連、標準管理規約など)
②管理組合の運営(総会・理事会、会計、苦情対応など)
③建物・設備(構造・設備、長期修繕計画、診断など)
④管理適正化法(管理適正化の基本方針など)
※一部免除者は④が免除され45問になります。
受験手数料
9,400円(非課税)。
※Web申込の場合は事務手数料317円(クレジット決済に伴う)もかかります。
合格発表
2026年1月9日(金)です。
同日には受験者全員に合否通知書が発送され、合格者には合格証書も併せて送付されます。
受験資格
年齢や学歴の制限はありません(どなたでも受験できます)。
受験申請
<受験案内の入手>:公式サイト(https://www.mankan.org/)に受験案内(PDF)が掲載されます。
<申込期間>
郵送申込:2025年8月1日(金)〜8月29日(金)(当日消印有効)
Web申込:2025年8月1日(金)10:00〜9月30日(火)16:00(クレジットカード決済のみ)
<支払い方法>
郵送申込:ゆうちょ銀行・郵便局や銀行の払込・振込に対応
Web申込:クレジットカードのみ(VISA/JCB/Mastercard/Amex/Diners)
受験票の発送
10月下旬に圧着ハガキで郵送されます。11月10日(月)までに未着なら問い合わせが必要です。
免除制度
管理業務主任者試験の合格者(または旧「移行講習」修了者)は、管理適正化法の5問が免除され、全45問・試験時間110分になります。申込時に一部免除の申請が必要です。
合格情報
合格基準
合格基準点は、毎年試験の難易度に応じて変動します。
直近2024年度の合格最低点は37/50(74%)でした(免除者は32/45)。
免状の交付
合格発表後、試験を実施する公益財団法人マンション管理センターから、合否通知書が郵送されます。
マンション管理士は合格後に登録が必要で、登録手数料4,250円+登録免許税9,000円が原則です。
カード型の管理士証(任意)は2,540円です。
合格率の推移
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 令和6年(2024年) | 10,955人 | 1,389人 | 12.7% |
| 令和5年(2023年) | 11,158人 | 1,125人 | 10.1% |
| 令和4年(2022年) | 12,209人 | 1,402人 | 11.5% |
| 令和3年(2021年) | 12,520人 | 1,238人 | 9.9% |
| 令和2年(2020年) | 12,198人 | 1,045人 | 8.6% |